<< 僕とガンダム。ガンダムオリジン「激突ルウム会戦」を見て。 | main |

ブレードランナー2049の感想。オレが本当に見たかったシーンはこういうシーン!!

 
どうも井上ジェットです(@jetinoue

●SFファンの間では話題沸騰のブレードランナー2049。
私も先日見てきました。立川のシネマシティの極上爆音上映で。
ところで『シネマシティ』ってローマ字キー入力するときに指がつりそうになります。

そろそろ見た方も多いので改行後にネタバレ感想書きます。
全体的な感想としては、一般人へはオススメなものではなかった。
という感じですね。思い入れがなければ基本的に面白くなかった感じです。
でも見応えあるところもありました。
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
ブロロローン
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
ブロロローン
 ↓
(read moreをクリックすると、続きの記事が展開して見られます。)
 
●1作目のブレードランナーは好きな映画の一つです。
シドミードがデザインしたとか、オールスターな感じもワクワク要素です。
最大の楽しみは、どんなSF観を見せてくれるのか、というところでしたが。ヴィルヌーヴはわかっているようで、おまえわかってねぇよ。と言いたかったんですよ。VRとかMRとかアンドロイドとか、ありそうな未来を予想して具現化すれば良いってもんじゃなくて、もう一つ先まで具現化してほしいわけです。ブレードランナーに欲しいのはただの綺麗なSFじゃない。

●1作目のブレランで楽しめて今作で楽しめなかったところや、今回の2作目では以下の要素を入れてほしかったなあと思うポイントは以下です。(個人的に見たかったもの)


(1)人やモノがゴミゴミした繁華街の中にスピナーが到着するシーンが欲しかった。

(2)スピナー運転中の主観視点での運転風景。できればギアチェンジとか。

(3)日本人がうどんを食べていて、喋っているシーン

(4)主人公以外の人、とくにスラム的なシーンで、ダメな人たちの様子。
 ※アパートのところは絡んでないのであれでは物足りない。

(5)超強いサイボーグみたいなのが出てきて,アンドロイドヤバイ的なシーン

(6)VR彼女以外に、レプリカント彼女も登場させて三角関係にしてほしかった。

(7)人を困らせたりして、ずるいことをやって主人公が障害突破するメンタル強いシーン

(8)途中で出てきたSFゴミ収集車みたいな脇メカを使って働く人たちとの絡みも欲しい。
  ほら攻殻機動隊のゴミ収集作業員の人たちみたいなドラマ的な絡み。

(9)やっぱ主人公は選ばれし者としてフォーカスすべきだっただろう。

(10)奇妙なSF名セリフ。

(11)最後は悪いやつと、高いところで戦って欲しかった。


といった具合に物足りなかったです。これらの全部じゃなくても、そういうのが欲しかったです。SFのビジュアル描写についても、物足りないところが多い。予算の問題だろうか、簡単すぎるビジュアルが多かった。メカについては、無難なデザインが多すぎる。本当の世界を見てみろよ、本当の世界のデザインはすべてが完璧じゃない。


●機動警察パトレイバーでも、魚を焼く匂いがするように演出がされていて、世界から匂いを感じられるってことは大事です。2049には匂いがしてこなかったんですよね。食の匂いだけでなく、砂漠のような場所へ来たときに、砂を一掴みして主人公が匂いをかいでみるとかが欲しかったですよ。あの女性の巨大なしゃがんで居る像については、股間のところでカメラを上に向けてほしかったでしょ。

主人公がレプリカントかどうかというところは、ぼやかして作られていて、それが謎要素の一つなのですが匂いを嗅ぐようなことは、あってもいいわけです。前作では、主人公はおおむね人間であるという印象で描いていて、今作はおおむねレプリカントであろうという視点でしたが、最初からぼんやりした印象でした。VR彼女みたいなのを出すんだったら、非モテの人間設定で物語りを構築したほうが、視聴者も共感できたり脚本の攻める力も強くなったと思いますよ。

さらに攻めるというところでは、日本ではPG12ということになっていて、ベッドシーンなどの攻めた描写がなかったわけですが、海外ではこれはあったのだろうか?PG12にして視聴者層を増やそうとしたのかもしれないですが、もしカットされているのならノーカットは見てみたいかったですね。スプラッターとか血とかはいらないんですよ。わかってないというファン心理になりました。

でも、ブレードランナーですから、ここからディレクターズカット版やらファイナルカット版を出してゆくという商売手法なのかもしれません。出たら見ますけどね。

それでも、世界観を見せるための攻め方は、やっぱり甘々の甘ったれSFでした。一歩間違えればCGが綺麗なB級映画なみになっていたでしょう。続編があるような、展開の匂わせ方がありましたが。ウィルスミスの「アイロボット」みたいな展開になりそうな安っちいシナリオになりそうですよ。ブレードランナーに期待するのは「孤独な愛と、孤独な戦い」だと思うんですよね。

●その他に見たかったシチュエーションとしては以下のようなところを見たかったですね。

(1)主人公のスピナーのガレージや、ガレージに至るまでのシーン。ただガレージを見たかった。

(2)ロサンゼルス警察の入り口からエレベーター?とかに乗ってあの女の部屋まで移動するシーン。

(3)トイレと、風呂のシーン。便座にレプリカントが座ってウンコを踏ん張るシーン。

(4)できればVR彼女と風呂でシャワーの中でヤルシーン。

(5)ドローンが撃ち落とされてデータ解析されたり。スピナーも破壊されて帰れないどうしよう。的なシーン。

(6)買い物シーン(コンビニとかのシーン)

(7)地下鉄とか、トンネル内とかのシーン。

(8)雨でコートが濡れて、車の中で雨の水を払い落とすようなシーン。

(9)一般人のホームパーティとかに参加しちゃうシーン。

(10)娼婦が、主人公の股間をまさぐって、「こいつ!?」みたいな反応を見るシーン。レプリカントかどうかを股間で試すような意味もあるが、人間味を股間で試すみたいなシーンが見たかった。

(11)スピナー以外のマシーンを操縦するシーン。とかその他のメカシーン。



とにかく、攻めが足りなかったという印象でした。でも、見られて良かったです。立川のシネマシティで極上爆音上映で見たのですが、ブレードランナーでは低音域がこれでもかと使われていて、爆音の振動が鼓膜と同調して鼓膜がかゆくなりました。低音の振動がすごくて途中で可笑しくて笑ってしまいました。


本当は、こんな感想ブログに書いたものを陵駕するようなものが見たかったんですよ。みなさんもそうでしょう。


井上ジェット(@jetinoue)でした。


以上という感じです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pickup!ジェットくんブログの特集記事
◆シン・ゴジラはギャズムを超える!現代社会のメタ的カタルシスとは。
◆『メカデザイナー三人展』@いなぎ発信基地ペアテラスで開催
◆映画「おもひでぽろぽろ」はナゼ面白いか。分析をしてみた。
◆「思い出のマーニー」の感想。興行成績苦戦の秘密!
◆ヒット作になりえる作品タイトルのつけかた(1)
◆これが鉄板!絵が上達する、アニメ業界でよく使われている本はこれ!
◆コンセプトアートがすごい本はコレ!The Art シリーズの魅力。
◆稲城なしのすけグッズ販売情報!
◆これがオススメホームページ制作、WEBサイト制作ソフト
◆児童589人で作った約600枚のアニメーションの作り方。
◆ECサイトの工夫。基本編
◆TVアニメ「悪の華(惡の華)」カット数分析
◆ジェットくん、愛知県豊田へ行く!【小坂本町一丁目映画祭】
◆ショート枠のアニメの尺を調べた。
 

| Movies | 固定リンク→ 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) |

Comment

Submit Comment









Trackback URL

http://jetinoue.jugem.jp/trackback/259

Trackback